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5%のエリートたち

今年も豊富に、獲れてます!!

2か月間のお楽しみ、夏の思い出、梨のシーズンも残りわずか。

何だか、さみしくも感じてきます。

 

で、これが「摘蕾」「摘花」「摘果」をくぐり抜けて、選ばれし「5%たち」です。誇らしげにも見えますね!

伊藤さんに丁寧に収穫されるエリートたち

幸水たち(5%って、多いんですね…)

幸水たち

幸水たち


!?-さて、問題です。

下記2つの梨たち。どちらが「幸水」でどちらが「豊水」でしょうか??

チッチッチッチッチッ


簡単でしたか?(笑)

左が「幸水」で右が「豊水」になります。

 

うーん。わからない(笑)

 

伊藤梨園の伊藤さんに「見分け方」をヒアリングしてみました。

 

「生産者は、おそらく手触りや微妙な色など、経験で見分けられますね。梨には果点と呼ばれるザラザラがありまして、メジャーな品種だと、豊水→あきづき→幸水→新高の順に手触りが滑らかになります。逆を言えば、豊水が一番ザラザラしている、ということですね。慣れていない方にはほとんどわからないと思いますが」

 

なるほど。生産者さんの「盲牌」みたいなものですね!さすがプロですね~。

 

「また形としては、豊水は少し腰高、秋月は“ゆうてい果”と呼ばれる、おしり部分にでべそのようなものがあるものが多く、また他の品種に比べて扁平なところも特徴的です」

 

「でもやはり…食べてみるのが一番の見分け方かと」

 

その通りですね。

 

幸水→歯触りの良いシャキシャキとした食感で、甘くて多汁。

豊水→果汁が多く、強い甘みの中にほどよい酸味があり、濃厚な味わい。

あきづき→果肉は緻密で糖度が高く、シャキシャキとした食感。

新高→歯ごたえのある食感が特徴で、酸味がほとんどなく、甘い。

 

さぁ、みなさん。食べ比べてみましょう!!

 

 

今回取材させていただきました橋本梨園さんと伊藤梨園さんから、梨を購入させていただきまして、

自分と嫁の実家にこっそり贈ってみました。

 

「大絶賛!!」

 

そもそも、実家に贈りものなんて今までしたことなかったのに、突然梨が送られてきて、両家ともびっくりして「新手の詐欺」かと

勘違いされ、速攻確認メールが来ました(笑)

 

とにかく美味しかったようで、相当株が上がりました!!橋本さん、伊藤さん、ありがとうございました!

 

 

 

白井の梨のゆくえ

9月29日(木)の日経新聞に、「千葉の梨を試験販売」という見出し記事がありました。記事の内容は以下。

 

「千葉県の白井市梨業組合と白井市は2015年から、モンゴルのウランバートル市のスーパーで特産品「しろいの梨」の試験販売に取り組んでいる。2016年は9月17日から開始。現地での梨1個の価格は日本円に換算して約1,000円。2015年のモンゴル都市部の平均世帯支出が約45,000円であることをふまえるとかなりの高級品だ。(以下略)」

 

初日だけで34個売れたようで、売れ行きに自信を深めているよう。

それにしても…1個1,000円ですかぁ。どんなシーンで食べるのでしょうね?富裕層の食後のひとときでしょうか。

 

それにしても、攻めてますね、白井の梨!梨園のみなさま!

 

 

と、話しは変わりますが、最近結婚した歌舞伎役者の結婚報道で、「梨園の妻」という言葉が飛び交っていましたね。そこでいう「梨園」(りえん)とは、唐の玄宗皇帝が梨の植えてある庭園で自ら音楽を教えた故事から、俳優の社会、演劇界、特に歌舞伎俳優の社会のことをさすようです。

なんか、「梨園」って、すごく高貴な雰囲気を与えますよね!梨の香りや食感も高貴なイメージがあります。モンゴルでの1,000円も頷けるかもしれませんね。

 

 

次回は、「梨農家さんって、冬の時期、何やっているの?」の疑問を解消すべく、冬から春に向けての作業を取材しようと思います。