TOKITA種苗大利根研究農場 オープンデー2017

  2017年11月16・17日 

 立冬を過ぎたこの日の朝は、今年一番の冷え込み、しかしオープン時間には眩しいほどの日差しに恵まれました。

 さいたまヨーロッパ野菜研究会の取材で、ご縁の出来たトキタ種苗さんの埼玉県加須市にある大利根研究農場のオープンデーを見学させて頂きました。

 トキタ種苗さんは、今年創業百年でもあるので、より一層力が入っているように思われました。

 私がお邪魔したのは、2日目でしたが駅からのシャトルバスは満員の盛況ぶりです。

 

ゲートには百周年の文字が!

 

 受付を済まし、資料のほか、おにぎりとお茶のペットボトルを頂き会場に入ります。

 

 側には、種と野菜の直売所や、試食を兼ねた暖かいスープや料理の無料提供コーナーもあります。

 

 いきなり、くつろいでしまいそうな気分を抑え込んで、場内へ。

 

いきなりフラガールのお出迎えです。

 

こんな風に実がつくのですね。


ハウスの中には、フラガールのほか ハート型のトマト(トマトベリー)などトマトだけでも、何種類もあります。プチピーマン、試験栽培中のズッキーニなど、普段あまり目にすることのない野菜も栽培されています。

 

 

 

 

今度はイタリア野菜のコーナーへ

 

カリフローレの栽培風景や、

ガストのサラダバーに採用されたカリーノケール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、ネギ。剣シリーズ

(緑の剣、光の剣、葵の剣)

トキタさんのネーミングはユニークなものが多いですね。

 

これは珍しい。白い茄子

「揚げてトルコ」だそうです。加熱でねっとりした食感がでるそうです。           

 

 

 

               こちらは、「グリルでイタリア」


 

 

 

 

 

 

 

TSX-516なんだかガンダムみたいですね。

 

会場内には栽培展示のほか、ハウス内での栽培セミナーや講演会、シェフを招いての料理のプレゼンテーションなどが2日間に亘り行われました。

 

あの野菜はどういう木で、どのような実り方なのか?販売されている姿でしか見た事がなかった野菜の栽培状況が知る事ができました。また同じ野菜を環境(条件)を変えて、並べて栽培する等、研究農場ならではの光景も見る事ができて、大変有意義な一日となりました。

 

(彩邦)


第46回 東京都農業祭

(2017年11月2~3日 明治神宮宝物殿広場前)

 秋晴れの中、JA東京中央会が主催する第46回東京都農業祭が開催されました。初日の11月2日は、都市農業の日にもあたります。

 

  開会式には、東京都知事はじめ、JA、衆参議員のほか、会場となった明治神宮の宮司も出席されました。

 

 報道席にはテレビ各社のカメラが入っています。

 


 来賓の方々の挨拶では、農業の振興について話があり、今の農業が直面する、後継者、2022年の生産緑地の問題も取り上げられておりました。

 また東京の農産物のブランド化や魅力発進についても、江戸東京野菜を中心にお話しがありました。

JA青壮年部(若手農業後継者)手作りによる野菜や花でデコレーションした軽トラックのパレード。表参道付近をパレードした後、原宿門にて野菜や花の無料配布行ったそうです。

 

会場内の展示テント内

  

 各賞を受賞した農産品が並んでいます。みな立派に実っています。


 人だかりのできる江戸東京野菜コーナー

  

 千住ネギ、内藤とうがらし、練馬だいこん、滝野川ごぼうなどの伝統野菜が展示されています。

 ブースの前では江戸東京野菜研究会の大竹氏、JA東京中央会の水口氏が集まった人達に説明をされていました。

 会場内には、オリンピックに向けた花のオブジェや農産品の販売なども行われました。

 天候にも恵まれ、明治神宮の森には、大勢の人が来場していました。

 来賓の挨拶にもありましたが、営農者の高齢化や後継者がいないことが大きな問題になっています。しかし若手営農者のがんばりも各地域で目立つようになってきました。この様なイベントをきっかけに、次の時代を担う人達が増えていく事を大いに期待するものであります。

 今の季節は、農業祭が各地域でも行われています。あなたも地元の農業祭を覗いてみてはいかがでしょうか。


農業ワールド2017(2017年10月11~13日 幕張メッセ)

REPORT 01 

 

幕張メッセに来ることが少なくなった。

フーデックスと農業ワールドくらいになった。

 

この展示会は、昨年よりも来場数は増えている気がする。

そして海外からのお客様も増えているようだ。

展示内容は昨年と同じようなものが多いが

農地の集約化や企業の参入障壁の低減化、植物工場の減税化など

日本の農産業が変貌する兆しを感じている人が多くなったのだろう。

ドローン展示の出展は相変わらず多い。

私の友人もドローンビジネスに参加するようなことを言っていたが

ドローンを利用して、作業の軽減化や農作物の管理を衛星と連動して

進めて行くと言う事になると資本力が必要になる。

食物工場展示の出展も多い。

これも装置産業で資本がいる。「神明」が雪国まいたけに出資などと言う話もある。

グリーンエネルギーはなかなか広まらない。

原子力はベースロードエネルギーと言う概念を払拭しないと難しいかも・・・・

これが、出来ると地方分権がより一層進み、道州制の端緒になるのに。

ここのブースは草刈り機の至ってアナログ機械の展示。

営農の方なのか一般人の来場者の見学が多いこと。

 

資本力を持って日本の農業の活性化を目指す人、

今、営農にとって便利な道具を探す人、

そして、外国人。

それぞれの思いを汲み取ることが出来る展示会であればと期待します。

 

 

山海亭珍味


REPORT 02 

 

はじめて訪れた展示会です。

農業の知識をほとんど持ちあわせていない自分ですが、会場での印象を簡単に報告いたします。

目につく植物工場

明るい照明とグリーンが映える一角がありました。ボリュームのあるブースが多いのでかなり目立っていました。

工場といっても、狭いスペースにおけるものが多かった印象です。ちょっとしたスペースにおいて栽培ができます。音も静かでした。近い将来、オフィスやマンション等、様々な空間にこれらが置かれるかもしれません。

また、単に食料生産だけの目的だけではなくなっています。

福祉施設等に設置して、入所者に栽培する役割を任せ生活のモチベーションアップにつなげているそうです。

 

6次産業化

「6次産業化」とはなんでしょう?

農林水産省の消費者相談ページにわかりやすい説明がありました。

(参照:http://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1202/a04.html)

生産者へ、流通や加工・販売をサポートする仕組みを提案する企業が出展していました。

多くの生産者は農産物を生産した後の展開力がいまひとつ足りません。そこへ商品化やWEB販売等、様々なプロが一括して提案サポートします。

小ロット対応や規格外品の有効活用など、ロスを減らす仕組みが成り立ちます。

加工・商品化したら、思わぬヒット商品が生まれるかもしれません。

近年、天候不順における生産量の不安定さが目立ちます。原材料を加工・保存しておけば、ある程度長期にわたって商品化が可能となります。

手間暇かけて育てた生産物を少しでもムダにならないようにする取り組みが注目されています。

 

IT×農業

やはり、ドローンを活用したサービスがいくつかありました。

農薬散布以外では、画像解析から農場の状態を解析して、次のアクションを促すというサービスが興味深かったです。

また、農場内の管理業務を軽減したり、生育調査を音声で入力しデータ化する等、効率化をはかるサービスもありました。

人手不足や農業従事者の高齢化などの解決の一端を担うこの分野は、次々と新サービスが開拓されると思います。

 

赤井微笑