【トピックス012】

 

伝統野菜の復活は地方創生の種

 

 

江戸東京野菜研究家 大竹道茂氏に聞く

 

 

1.高度経済成長は江戸東京野菜を壊滅させた!

 

 「現在東京で江戸東京野菜を作っている農家は180位かな」と大竹氏は言う。

れは、大竹氏が1980年代から江戸東京野菜(伝統野菜)の復活に取り組んで来た証である。

それ以前の江戸東京野菜は壊滅状態の寸前にまで陥っていた。

 我が国は1960年代を中心に高度経済成長政策をとった。

象徴的な出来事は1964年の東京オリンピックであり。1970年の大阪万博である。

第一次産業中心から第二次産業へ、農村から都市へと人口移動が起こった。

当然、食糧供給の為の施策が必要となる。

野菜生産出荷安定法にもとづき、主要野菜については野菜指定産地および指定消費地域が定められた。

次に人口が増加すれば宅地の供給が必要になる。

宅地供給対策として、農地転用統制の一部解除と固定資産税等に累進課税を課し農地を宅地に転用して行った。

この施策で江戸東京野菜は壊滅状態に陥った。

 東京近郊で固定種(江戸東京野菜)を使った野菜を生産している農家は、野菜指定生産地で生産性の高い交配種で野菜を生産している農家には敵わない。その上、農地の宅地化が進んでいくわけだから江戸東京野菜の趨勢は推して量れる。

江戸東京野菜の種は固定種で、我々が日頃食べている野菜の種は交配種だそうだ。

固定種の野菜は、農家が昔から自家採種をしながら栽培してきた野菜。交配種の野菜は、種苗メーカーが人為的に品種改良した種で栽培した野菜。

交配種は形、色、味が固定種より良く生産性が高い。ただ、交配種の初代の種はそこから取れた2代目の種に同じ性質を受け継がない。要するに、農家は作付けの度に種苗メーカーから交配種を買わなければならない事になる。

 現在、大根は青首大根が主流。江戸東京野菜の一つである亀戸大根は白首で辛いそうだが、粋な江戸っ子は「白首大根」と言う言葉もあるそうだ。 

      ※(江戸東京野菜通信ブログより) 

 

2.江戸東京野菜の歴史は参勤交代から始まる!

  江戸東京野菜の起源はいつなのか?大竹氏に伺った。

  人間にまつわるものは、大なり小なり経済に影響されて進化する。江戸東京野菜の壊滅が日本の工業化に起因するなら、江戸東京野菜の誕生は江戸への人口集積に起因する。

 江戸は18世紀初頭には100万都市になっていたと言われるが、家康入城前には江戸の大手門付近には100軒程度の藁葺の町屋しかなかったらしい。特に江戸の経済を一層拡大させたものは1635年から始まった参勤交代だと言われている。 

     ※(藤堂様御国入行列附版画/伊賀文化産業協会蔵)

 

  武士が長期滞在するに当たって、武家屋敷が建設され、武家を支える商人や町人も急増した。当然食糧の供給が必要になる。そこで江戸近郊の土壌に合う野菜が作付けされていった。

  練馬大根にまつわるこんなエピソードがある。

 練馬大根は白首大根で重さは通常で12kg前後、長さは約70-100cmになる。食べ出がある。辛みが強くたくわん用として重宝されたそうだ。 

練馬大根の起源は、5代将軍徳川綱吉が松平右馬頭綱吉と名乗っていた頃に由来する。 

当時、綱吉が脚気に掛かり陰陽師に占わせた。陰陽師は「馬」の字のつく土地で療養する事を勧め、綱吉は豊嶋郡の練馬で療養した。 

このとき、練馬の農家の生活を楽にしようと尾張から大根の種を取り寄せ、近在の百姓に作らせたところすばらしい大根ができあがった。 

練馬がある武蔵野台地は関東ローム層で、この土壌が栽培に適していたようである。 

これが後の練馬大根になり、人口百万をこえる江戸の需要にこたえる江戸野菜の供給地として、練馬大根の栽培が発展して行った。 

その練馬大根は、参勤交代の武士が国元に持ち帰ったり、種屋から行商人によって全国に販売されたりしたそうだ。 

 

 

 

 

※(練馬区ホームページより引用) 

3.江戸東京野菜とは      

 

 江戸東京野菜は、江戸期から始まる東京の野菜文化を継承するとともに、種苗の大半が自給または、近隣の種苗商により確保されていた昭和中期(昭和40年頃)までのいわゆる地方栽培品種、または従来の栽培法等に由来する野菜のこと言う。 

 以下は「20173月現在JA東京で認可されている江戸東京野菜」。 

練馬ダイコン、伝統大蔵ダイコン、亀戸ダイコン、高倉ダイコン、東光寺ダイコン、志村みの早生ダイコン、

汐入ダイコン、品川カブ・滝野川カブ、金町コカブ、下山千歳白菜、後関晩生小松菜、城南小松菜、

シントリ菜、青茎三河島菜、ノラボウ菜、奥多摩ワサビ、砂村三寸ニンジン、馬込三寸ニンジン、

滝野川大長ニンジン、アシタバ、内藤トウガラシ 寺島ナス、雑司ヶ谷ナス、おいねのつる芋、馬込半白キュウリ、

高井戸半白キュウリ、本田ウリ、小金井マクワ、東京大越ウリ、鳴子ウリ・府中御用ウリ、

内藤カボチャ・角筈カボチャ・淀橋カボチャ、滝野川ゴボウ、渡辺早生ゴボウ、砂村一本ネギ、

千住一本ネギ、拝島ネギ、早稲田ミョウガ、谷中ショウガ、八王子ショウガ、東京ウド、タケノコ(孟宗竹)、

三河島エダマメ、川口エンドウ、足立のつまもの(穂ジソ、ツル菜、木の芽、鮎タデ、あさつき、メカブ、紫芽) 

 

4.江戸東京野菜で街おこし

  伝統野菜振興と地域創生について具体的事例を大竹氏に伺った。 

亀戸大根収穫祭・福分けまつりをご存じだろうか? 

 毎年3月の第二日曜日に亀戸の香取神社で開催されているイベントで今年18回を迎えた。これは亀戸大根の保存と地域振興の為に開催しているイベントだそうだ。 

江戸末期に栽培が始められた亀戸大根は、元々香取神社の周辺で栽培されていたそうだが、今日、近隣の栽培農家では江戸川区、葛飾区に数軒になってしまっている。そこで、亀戸地区の小学校や商店街が一体となりイベントを催し地域振興を行っている。 

 亀戸大根は昔から多くの福をもたらすと言い伝えられ、別名「福分け大根」と呼ばれていた。この故事に倣い、亀戸地区の小学校の校庭で亀戸大根を栽培し、その収穫祭として香取神社でイベントを開催している。そこでは、来場者に亀戸大根を無料で分ける「福分け祭り」を中心に、当日は亀戸大根を使った味噌汁やまんじゅうも振る舞われ、大勢の人たちで賑わっている。 

 近隣商店街においても、街路柱へ銘鈑を提示したり、大根をモチーフとしたロゴを制作し個店の関連ブランド作りを促進させたりしている。その結果、亀戸大根を素材とした飲食店メニューや漬け物など直接的な活用に止まらず、大根の形状をモチーフとした亀戸大根せんべい等も登場している。 

  ※(江戸東京野菜通信ブログより) 

品川蕪の品評会はご存じだろうか? 

  ※(江戸東京野菜通信ブログより) 

  2012年から開催されている「品川蕪品評会」のお蔭で品川蕪の栽培は区民の中に広がった。

今ではこの品評会の参加者は東京全域に広がろうとしている。 

品川蕪は、江戸時代に品川宿周辺で栽培されていた長さ20センチほどの細長いカブで、見た目はダイコンに近い。明治以降生産が減り、ついには文献上のものとなってしまったが、「東海道品川宿なすびの花」の代表大塚好雄さんが復活させた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ※(江戸東京野菜通信ブログより) 

  この品評会は、収穫した品川蕪の形や大きさ、葉の色や全体のバランスなどを競い合うもので、品川蕪を使用したオリジナル商品の開発・販売を通じて、まちおこしに取り組んでいる。 

イベント当日は、品川蕪入りの品川汁などが振る舞われ、品川蕪を栽培している区内の小学校や保育園、他区の小学校なども参加し、品川神社の境内は大勢の人で賑わっている。

 商店街の有志も、商店街のお祭りには品川蕪を使った商品を相次ぎ開発。品川蕪入りまんじゅうは、皮にもあんこにも蕪が入っていて、蕪の味が楽しめる。 

 

5.世界へPR江戸東京野菜 

 2020年東京オリンピック開催に向けて、様々な日本の良さを訪日外国人にアピールする動きがあるが、江戸東京野菜も勿論プロモーション活動を行っている。 

例えば201366日に国賓としてフランスのオランド大統領が来日された。

 【以下は江戸東京野菜通信ブログより】

 オランド大統領は7日、天皇皇后両陛下による公式歓迎行事に出席したあと、安倍総理と会談、共同記者会見に臨んだ。また、昼食の模様は、TBSテレビ「Nスタ」で報道され、食材として江戸東京野菜が料理され、生産者・木村重佳さんが紹介された。 

  ※(2013/06/08江戸東京野菜通信ブログより) 

  Nスタの独占取材として放送された内容は、総理大臣官邸で行われた、安倍総理主催のオランド大統領とのランチ。 

日本の文化を広めようと、日本人のトップシェフが手掛けた料理は、フレンチと和食の究極のメニューで食文化交流を掲げている。 

食材は、安倍総理の出身地・山口産のマナガツオ、フランスのリムーザン牛と神戸牛の西京漬けロースト。木の芽味噌ソースと5種の「江戸東京野菜」添え。メインの牛肉に彩りを添えた、江戸東京野菜の金町コカブ、伝統小松菜、東京うど、奥多摩ワサビなどの5種。 

番組では、生産者の1人、木村さんは「東京にもこう云う野菜があって、これを世界にアピールするには、今回はうってつけの機会をいただけたと思っています」と語った。 

地産地消として「江戸東京野菜」を取り上げてくれた三國清三シェフは、金町コカブをくりぬいてトリュフを埋め込むなど、ひと手間もふた手間もかけて仕上げ、「絶妙なハーモニーに仕上がって、大統領も安倍総理はじめ大臣方にも、最大限の賛辞を頂いた」と語った。 

【以下は江戸東京野菜が掲載された家庭画報国際版が世界で発売された。】

  ※(2013/11/4江戸東京野菜通信ブログより)

 【以下は国連世界食糧計画(WFP)の201721日のブログに「江戸東京野菜」が紹介された。】

 

6.伝統野菜は地方創生の種

 大竹氏は1980年代から江戸東京野菜の復興の為に尽力して来た。 

恐らく、東京近郊の江戸東京野菜(伝統野菜)栽培農家や関係者で大竹氏を知らない者はいないのでしょう。大竹氏の伝統野菜の復興に掛ける思いや行動は、自ずと地域活性化に通じていたのである。 

 TPPは行方知れずだが、日米の2国間FTA協議は恐らく始まるのだろう。農業関係者は自由化に期待している者、怯えている者と様々な思いを抱いている。

しかし、農商連携で活性化を図っている地域は数多くある。 

京野菜や加賀野菜など伝統野菜で地方創生をサポートしているブランドもある。 

どの地にも伝統野菜は有るはず。その種を探し出す根気や栽培してくれる農家など協力者を引込む執念。これがあれば地方再生の大きな力になるのだろう。

 

 

                                                         山海亭珍味

 



~地産地消と食文化の醸成

  子ども達から得られるもの~

 

ノースコーポレーション代表取締役 北康信社長に伺いました。


前回事務局へお訪ねしました、さいたまヨーロッパ野菜研究会ですが、今回は研究会の産みの親であるノースコーポレーション代表取締役北社長にお話を伺いました。

北さんは、さいたま市内でイタリアンレストラン4店舗とワインのオンラインショップを経営されておられます。レストランでは、新鮮なさいたま産ヨーロッパ野菜の他、埼玉県産ビーフなど地元の食材を使った料理を食べる事ができます。

 


 

【トピックス011】

さいたまヨーロッパ野菜研究会を訪ねて その2

学生起業~イタリアンレストラン開業

実業家の家に三人兄弟として産まれた北社長ですが、厳しい父親の意向で、家業を継ぐこと無く、自身で学生起業されます。

 

Qなぜ、食の世界を選ばれたのでしょうか?

人の生活に欠かせない衣食住のうち、「衣」に関して当時ユニクロが成功し産業構造が変わっていった難しい時期にあり、「住」は父が建設業であったので別の業界を選びたいと思いました、「食」であれば、必ず需要があり、まじめな事業をしていれば生き残っていけると考え、1995年に会社を設立し、1997年に土地勘のあるさいたま市ではじめの店を出すことになりました。

 

Q当初からイタリアンレストランですか?

まだ学生だった事もあり、ベテラン職人を抱えて店の経営をするのは大変だと思いました。そこでファストフードのチェーン化を狙って、当時アメリカで流行りはじめたロティサリーチキンの店をオープンしました。しかし色々工夫をしていったのですが、1年間赤字続きでした。やはり立地と客単価のバランスが取れていなかったのだと思います。そこから試行錯誤し、イタリアンレストランをオープンしました。 

 

社会から必要とされる企業、人であること、

生き残っていくために、あえて遠回りをしていこう


Q 現在北さんは、さいたまヨーロッパ野菜研究会会長のほか、日本ソムリエ協会理事、埼玉武州和牛PR大使、シェフクラブSAITAMA 事務局長などを努められ、数々のPRイベントを精力的に実施されていますが、どこでそのノウハウを得られたのですか?

当初、お酒の勉強をするために日本バーテンダー協会に所属していました。その時に埼玉支部長の方と数々のイベントを行った事が、いま活きていると思います。現在それぞれのイベントも回を追う毎に活性化して、10月2日には、ソムリエ協会主催、イタリア料理協会協力で「SAItaly FESTA 2016」を開催し、両協会のトップ田崎真也、落合務両氏による、初のコラボイベントがさいたま市で実現しました。両氏の初共演がさいたま市であったなんて、うれしい事です。さいたま市はワイン、パスタ消費量、トップクラスです。これからも、イベントを通じて、食の街である事をもっとアピールしていきたいと思っています。

 


Q なぜそれほど、PRイベントに力を入れるのですか?

ある資料に企業の生存率は、10年で6%、30年では0.02%と書かれており、その数字を見たときに愕然としました。20代で起業し、これからまだ先の長い自分が、どう生き残っていけばいいか悩みました。その時、ふと目にしたポスターの「会社も社会の一員です」という言葉を見て、社会から必要とされる企業、必要とされる人であれば、ニーズがあるということ、生き残ることができるのではないかと考えました。「それならば、あえて遠回りをしよう、無駄と思える事もしていこう」と決意しました。きっとそれらが将来の糧になると考えました。「イタリア料理という中で、なにをしていくかという事より、イタリア料理を食べる人達が増えるためには何ができるか」。マーケットを拡大していけば、自分達はこれからも必要とされるだろう。そのために、コストがかかるPRイベントや、地域貢献も行っています


 

子どもたちの自慢、イタリアン給食!

Q 地域貢献といえば市内の小中学校にシェフを派遣し、イタリアン給食を作るという試みをされていますね?

さいたま市は現在、自分の学校で給食を作る自校給食を市立の小中学校全校(160校)で実施しています。そういった動きの中で、市内のレストランが協力して、市が指定した20校を対象にシェフが学校へ出向き、子ども達にイタリア料理の給食を食べてもらうという活動をしています。子ども達も大変喜んでくれて、通常残食率は10%前後といわれているところ、0%を達成しています。

 

Q さいたま市の取組みでもあるのですね。

しかし、さいたま市で予算が組んであるのは20校だけです。これだけでは、パフォーマンスだけになってしまいます。シェフ給食を通し、食文化を学び、子ども達が自分の達の住んでいるさいたま市に誇りを持ってもらえるようにするのが目的ですから、もっと数が必要です。指定校以外でも学校から希望があれば、私達は出張しています。目標としては各学校で3年に1回はシェフ給食が実施できるようにしたいです。

そのためにはレストランシェフと普段給食を作る管理栄養士との間でもっと情報交換をして行く必要があると思います。シェフが来なくとも管理栄養士の方だけで作れるようになれば、子ども達は、もっとイタリア給食の体験ができます。また1校につき、シェフを2~3名派遣する必要がありますので、レストラン側の負担も大きい、規模の小さい店では営業に支障がでますが、市の援助ではフォローできないのが現実です。ランチ営業を休んでも補填できるぐらい予算を増やすなど対策をとり、協力できるレストランの数を増やす必要がありますね。

子ども達が大人になった時に、友達へ「自分達の学校給食にイタリア料理があった」と自慢が出来るなんていいですよね。自慢できるものがあることが、郷土愛に繋がっていくと思います。それを我々は食を通して育てていこうと考えています。


 

自分で育て、食べる喜び

Q 子ども料理教室も開かれていますね

現在まで、1000人以上の子ども達が参加しています。先日はさいたま産のバジルをつかい、バジルソースのパスタを作る教室を行いました。会の最後に、今度は家でバジルを育て、料理して食べる事ができるようにバジルの苗を配りました。育てる喜び、食べる喜びを味わってもらう。これが食育であると思います。

 

Q レストランで働かれている方も地元の方と伺いましたが、やはり地元の雇用を増やして行こうというお考えですか?

さいたま市では雇用を作るというより、優秀な人材の都内流出をとめようと考えていました。

青山、六本木で働くというと、カッコはいいかも知れないけど、だからなんだ?という事です。産地の分かる、生産者の分かる安心な食材で、「自分の納得がいく料理を提供できる事がどれだけ価値がある事か」と、当社ではその価値観を大事にしています。

 

 

さいたまヨーロッパ野菜 地産地消成功の秘密は物流にあった

Q 研究会の野菜は配送ルートを通常と異なるものを使用されていますが?

色々な地域で、結局地産地消が軌道に乗らないのは、配送上の課題をクリアできなかったことが大きいのではないでしょうか?レストランが仕入れるヨーロッパ野菜は、1回にそれほど大量ではありません。数種類を少しずつという事になります。ですから通常の八百屋さんのルートを使っては、配送側が採算割れになってしまいます。そこで目をつけたものが、飲食店が毎日発注かけるもの、「酒」と「乾物」です。それらの配送車に乗せてもらえれば、配送側も負担が少なくなると考えました。お酒の配送は、幌トラックなので野菜は詰めない。そこで乾物を扱う関東食糧さんに交渉し協力を得ました。現在では1000軒のレストランに配送しています。


Q 大切なノウハウを教えてしまってもよいのですか?

目先の利益だけを考えれば、農家1軒とレストラン1社だけの交渉で良い訳です。しかし我々の目標である「イタリアンを食べる人達を増やしていこう」という事を考えれば、それでは駄目です。産地もレストランもそれぞれが、ボリュームを持たなければ意味が無い。

青森、石川など日本各地で、ヨーロッパ野菜を作るグループが出来ていますが、それらにも栽培や配送についてもアドバイスをしています。全国各地それぞれの地域で気候が異なりますから、特徴が出す事が出来ますし、当然収穫日もずれて来るわけです。そのことでいろいろな種類の野菜が一年を通して、確保できるわけです。

 

Q 現在、研究会の野菜は収穫してからどれくらいの時間で店に入るのでしょうか?

各レストランには集荷から約1日で、各レストランに届きます。当社では、研究会メンバーであり、シェフの一人が生産地の近くに住まいがありますので、朝直接引き取り、その日のメニューに出す事ができています。

 

 

さいたま産ヨーロッパ野菜 海外での評価は?

Q 現在は、生産者が価格を決めて出荷しているそうですが、このまま全国で生産量が増えてくると、値崩れを起こすような事はおこりませんか?

現在輸入に頼っている量までは、シェアがあると思っていますので、それを超えた時には、輸出をすればいいと思っています。たとえば香港などは、元々イギリス領であった事もあり、西洋野菜を食べる習慣がありますが、現地で販売されている野菜は、あまり鮮度の良いものではないようなので、市場としての可能性はあると思っています。

 

Q イタリアの文化交流事業イタリアの文化交流事業日伊国交150周年記念事業の中で、さいたまヨーロッパ野菜が評価を得たと聞きましたが

川越スタイルクラブとういう川越の文化を伝える活動をしているグループが、以前からニューヨーク、フランスなどでPRイベントを行っていましたが、今回イタリアで行う事を知り、相乗りという形で参加させて頂きました。現地に行ってみてわかったのですが、イタリアフィレツエで一番歴史があり、格式のある料理学校だったのです。本場の権威ある料理学校からお墨付きをもらった事で、研究会メンバーのモチベーションもさらに上がりました。

 

 

ブランド化と農家が経営者になるという事

Q ヨーロッパ野菜研究会の今後の目標は

今研究会が目指しているのは、ブランド化です。通常は、農協から売れる野菜を推奨され、それを農家が作るという形なのですが、中には栽培が下手な人もいるわけです。そうすると全体の品質が落ちてしまいます。それではブランド化など実現できません。研究会ではメンバーが耕作放棄地などを使って、生産量を増やし、自身が経営者となり人を雇って生産量を拡大していく手法をめざしています。メンバーが中心となって生産管理をすることで品質を落とさない。ヨーロッパ野菜研究会の野菜は美味しくて、安心というブランド化ができると言うことです。消費者が研究会のロゴマークで選んでくれるようになるといいですね。価格決定権があることで、いくつ作れば、売上がいくらになるかという予算を作れる。後継者問題も、ただの農家でなく経営者になることで、次の世代へと、繋げていく事ができると考えています。

イベント関係では、キューピーとの協賛で、プロの料理人向けの料理コンテストを開催します。

これは、さいたまトリエンナーレ2016市民プロジェクトの一貫として実施され、市長杯となっています。

インタビューを終えて           

お忙しい中、長時間お付き合い頂いた北社長。終始おだやかな笑顔でお話いただきました。

最後に、ご自分のレストランの目標を語られた言葉が印象的でしたので、ご紹介します。

「私達は、地域に愛される老舗を目指しています。

  こどもの頃、親に連れられて来たレストランに、

    大人になってデートで来られるなんて素敵じゃないですか」

 

(写真提供 株式会社ノースコーポレーション)

株式会社ノースコーポレーション http://north.co.jp/

さいたまヨーロッパ野菜研究会  http://saiyoroken.jimdo.com/

 


 

【トピックス010】

さいたまヨーロッパ野菜研究会を訪ねて


さいたまヨーロッパ野菜研究会は、地元レストランシェフ達の「もっと新鮮なヨーロッパ野菜をつかって料理を提供したい!」という思いから、若手生産者さんを中心に、種苗メーカー、卸売業者、行政が手を組み、動き出したプロジェクトです。今回は、事務局の福田さんにお話を伺う事ができました。

福田さんは、(公財)さいたま市産業創造財団に所属されている経営コンサルタントさんです。農業経営以外にも、広報の面から、地域発展のためヨーロッパ野菜研究会を支援されています。

 

Q:本日はよろしくお願いします。早速ですが研究会の発足の経緯を教えてください。

埼玉県内のレストランシェフ達が集まる「シェフクラブSAITAMA」の中で、「ヨーロッパ野菜の輸入品は、価格も高く、どうしても鮮度が落ちる、地元でヨーロッパ野菜を作ってくれる農家があれば、新鮮素材で料理を提供できるのに」という要望が出ました。そこで、ヨーロッパ野菜を日本向けに品種改良を行っていたトキタ種苗に、コンタクトを取り、2013 年1 月に、生産者向けに勉強会を開き、作ってくれる方を探しましたが、栽培経験のない品種の事、なかなか協力を得られませんでした。そこで市の農政課さんを通じ、直接生産者さんに交渉しましたところ、全国の若手農業者で組織されている4H クラブ※の中の岩槻4H クラブ(さいたま市)が交渉に応じて頂きました。

ここにヨーロッパ野菜研究会の原型が出来あがりました。

※4Hクラブ(農業青年クラブ): 20~30 代前半の若い農業者が中心となって組織され、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討し、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っている。現在、日本全国に約850 クラブ、約1 万3 千人が在席する。4H とは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4 つの信条の頭文字を総称したもの。

 

 

Q:立ち上げ当初は、相当苦労されたと思いますが?

日本向けに品種改良されたといっても、まだ国内での栽培実績が少ないため、病気や害虫の対策など、デリケートな扱いが必要でした。葉物野菜のノウハウはあってもはじめての品種に、「栽培方法の正解がわからない」という状況でした。そこで、さいたま市からの委託でトキタ種苗が指導にあたり本格的な栽培がはじまりました。

 

 

  


Q:それほど苦労をしてまでチャレンジするのは、生産者さんにとってメリットはどこにあるのでしょうか?

さいたま市は、1 軒あたりの耕地面積が小さく、大規模農業によってコスト低減を図るということが、困難です。また「京野菜」「鎌倉野菜」のように地域イメージでブランディングする事もむずかしい、従来野菜では良いものを作っても価格に反映されない。そこで自分達が価格を決め、高収益を期待できる品種に挑戦したいという気持ちがあったと思います。さいたま市の農業は市街地や東京に近く、お客様の声や市場ニーズが捉えやすい、種苗会社、卸売会社が地元にあるという強みもあります。

もちろんリスクはありますが、特色あるヨーロッパ野菜にチャレンジする事は、これらの問題に対する解答の一つであると思います。

 

Q:根本的問題解決の一つの答えだということですね。研究会の生産者さんは、従来野菜とヨーロッパ野菜をどのくらいの比率で作られていますか?

研究会への加入期間や、生産者さんの考え方によって異なりますが、ヨーロッパ野菜のみという方もいらっしゃいます。

 

Q:販売ルートについてお伺いします。従来野菜のルートと異なると伺いましたが?

従来のJA → 市場 → 卸 → 小売りを介したルートではなく、生産者が共同出荷し、業務用卸から直接レストランへ供給する方法をとっています。業務用の卸さんも研究会メンバーですので、誰がつくっているのかをちゃんと伝えられることが出来ます。中間マージンの削減というよりそのことを大事にしています。

 

Q:なるほど信用と安心の提供、それにブランド化ですね。生産者が直接販売する方法はとらなかったのですね

生産をしながら、受注管理、料金回収、梱包・発送まで行うのは、大変な負担です。それを苦にやめてしまう生産者が多いと聞きます。メインの販売先が飲食店なのですから、専用の卸会社に入ってもらえる方が有利です。レストラン側も他の食材と一緒にヨーロッパ野菜を発注することができますから効率がよいわけです。

 

 

 


Q:出荷や生産過程で発生する膨大な事務作業を、芝浦工業大学の協力で解決したと聞きましたが?

大宮に大学のキャンパスがある関係で、以前から地元の「ものづくり企業」などと、交流がありました。3年前に大学側から「工業系大学として、農業の支援がしたい」というお話があり、お互いに、どんなニーズがあるのか、何ができるのか、話し合いをしました。その結果、これまで生産者が膨大な手間をかけて手作業で行ってきた、出荷情報や栽培情報の管理を、アプリやソフトウェアを使って安く簡単に解決できることがわかりました。

以来、「工業大学だからできる農業支援」に関わっていただいています。

 

Q:メインの買い手である、レストランについてお聞きします。

市内のレストランは、今どのような状況にあるのでしょうか?

さいたま市にはイタリアン、フレンチのレストランが200軒以上あり、ワイン、チーズ、パスタの一人あたりの消費量が全国トップクラスです。また都内や海外の一流店で修行したシェフも多くいるのでレベルも高いと思います。しかし地元の人でも「記念日」などのお祝いでは、地元レストランを使わず、東京に行ってしまう。名産品、特選素材がないのも理由だと思いますが、レストラン側も悔しい思いをしていました。「どうすればもっと地元レストランを使ってもらえるか」。そこで輸入品や代用野菜にたよらず、地元産の新鮮なヨーロッパ野菜がつかえれば、料理の質も上がり、地産地消として特色を出す事もできると考えたようです。

 

 


Q:レストラン側でもブレイクスルーを狙っていたと。いままでも地産地消をうたっている店をよく見ますが、居酒屋の緑提灯とか?

自分で農地を持っている飲食店は別ですが、地産地消とうたいながらも、実際には使っている地元産品の種類や時期が限られていたり、頻繁に仕入れる事が難しい飲食店が多いようです。

 

Q:さいたま市の飲食店の市場規模はどのくらいでしょうか?

さいたま市内だけでも、飲食の年間売上は、約1,000億あります。原価率を考えると300億くらいが材料費ですから、野菜だけでなく他の食材も含まれますが、かなりの規模だといえるのではないでしょうか?

 

Q:有力な市場というわけですね。その中で研究会がレストランに卸しているヨーロッパ野菜の売上は、どのくらいでしょうか?

昨年が3,000万円、今年は4,500~5,000万円の見込みです。

 

Q:ヨーロッパ野菜を広く知ってもらうために、どのようなPRをされていますか?

レストランや、卸の営業担当者向けにヨーロッパ野菜の勉強会を開催しています。洋食だけでなく、和食や中華の組合でも、調理方法の講習会を行うこともあります。さいたまスーパーアリーナで開かれる、関東食糧主催の食材展示会「NEW FOOD FAIR」には3年連続で出展しています。

一般向けには調味料メーカーのキューピーとのコラボレーション企画レシピコンテストで新しい食べ方の提案なども行っています。

 

 


Q:フェンネルという農事組合法人を設立されましたが。

経営の強化を考えて作りました。任意団体では得られない信用を得て、大手流通と契約する際にも、法人であれば独自に契約することが出来ます。なにより、「我々はこれからもヨーロッパ野菜を作りつづけますという意思表示でもあります。



Q:決意というか、覚悟というか気持ちが伝わってきますね。

最後に今後の事業拡大について教えてください。

メインターゲットは、やはりレストラン業界。市内だけでなく東京での拡大も考えています。また中食といわれる駅やデパートの地下惣菜売場などや、通販サイトへの提供も開始しました。通販の場合は野菜の調理法などの情報を合わせて提案できるので今後有望なターゲットと考えています。一般の消費者、とくに男性にはまだ馴染みの少ない食材ですが、今後アピールを行って身近な食材と感じてもらえるようにしていきたいです。「ブランドの浸透」、「生産面積拡大や人材育成」、流通システムのレベルアップ、物流・加工品の開発、観光業者とのタイアップを行いながら、2020年には売上1億を目しています。

 

Q:本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

 

 

【インタビューを終えて】

いま研究会のつくる野菜は、レストランの圧倒的な支持を得て、フレンチ、イタリアンだけにとどまらず、中華、居酒屋などのメニューにも採用されています。生産者は当初の4名から11名に、出荷高では3年で30倍に伸びているそうです。

野菜がおいしいのはもちろんですが、そのおもしろさと、食材として提供出来るようになるまでのストーリー性が受けているようです。メディアの取材も年間30回以上と聞きますから凄いですね!

生産者、飲食店、種苗会社、物流、行政、大学が、個人の利益に走ることなく、それぞれが信頼関係の上に仕事をして、関係者すべての業績が向上しているそうです。

また、さいたまヨーロッパ野菜研究会のサポートレストランでもあり、ワイン販売等も行っておられるノースコーポレーションでは、レストランシェフが出向き、ヨーロッパ野菜を使った学校給食を提供する「シェフ給食」をCSR活動の一環として続けられています。最近、大型マンションの建設ばかりが目につくさいたま市ですが、さいたまヨーロッパ野菜研究会のような活動が、本当の意味で地域を豊にするのではないかと感じました。

現在、全国30箇所で同様にイタリア野菜の栽培がはじまり、トキタ種苗を通じ産地リレーに向け、全国で連携を開始したそうです。さいたま市はそのトップランナーとなっています。今後も良い見本となるために研究会の方にはリードしてもらいたいですね。

伊勢丹浦和店で、一般用に販売されていますので、お近くの方は是非お試し下さい。福田さんのお話しでは、ヨーロッパ野菜は、苦みがあるものが多く、山菜のように調理すれば、おいしい和食にもなるようです。

私も、今週末は家族サービスを兼ねて市内のレストランを訪ねてみようと思います。

さいたまヨーロッパ野菜研究会  http://saiyoroken.jimdo.com/

フェイスブック  https://www.facebook.com/Saitamaeuropavege

 

*写真提供、ヨーロッパ野菜研究会


【トピックス009】

儲かる農業の仕掛け人

農業のユニクロを目指す!

農業は英語でagricultureと書く。

Agro(田畑)とculture(生活集団)と分解してみると

農業とともに集落が形成され、文化が生まれ、それが歴史や伝統となって来た事が良くわかる。

しかし、18世紀後半の産業革命以降は、作る側(industry)と買う側(market)と言う価値観の中で経済が大きく変貌して行った。

日本においても、明治以降は農地から都市へ人が移動し、様々な産業が芽生え発展してきた。

その中で農業は果たして産業化されてきたのだろうか?

日本の農業は農産業に変貌して行ったのだろうか?

北米やオーストラリアの様に、農業の歴史が産業革命以降の国は、農産業としての経営課題は織り込み済みであったのであろう。

日本の農業は数千年の歴史があり、そこには土着的な要素がある。そして戦後の誤った農業政策によって産業化が妨げられた。

21世紀になって、ようやく農業の産業化や6次化と言う言葉が出回りだしたが、果たして構造改革は進んでいるのだろうか?

そこで今回は、マーケティングオリエンテッドと言う概念の元にサプライチェーンを構築し、日々進化し続ける若武者、左今克憲さんに取材を行った。

株式会社アグリゲート代表取締役 左今克憲氏
株式会社アグリゲート代表取締役 左今克憲氏

SPFって何?

左今さんが経営するのは株式会社アグリゲート。

2010年に設立された農産業のサプライチェーンを全て包含する会社だ。

その目指すビジネスモデルはSPF。

SPFとはspeciality store retailer of private label Foodでありこれはユニクロや無印良品のSPAに倣った表現だ。

その仕組みはこうだ。

農産業の生産から販売までの一貫した企画を考え、新たな規格を構築する。

 

▼SPF(Specialty store retailer of Private label Foods)概要図


引用 株式会社アグリゲート HPより

   http://agrigate.co.jp/service/

 

まず、生産(仕入)に関しては時期にもよるがだいたい自社農場1割、産直4割、市場5割と言う構成。

産直に関しては150を超える全国の生産者から仕入れている。

現状は95%が青果物で残りが加工食品。今後は生産者と共に企画した加工食品も増やして行く予定だそうだ。

販売実店舗は、8店舗。飲食店(蕎麦屋)1店舗。それに通販が加わる。近い将来は東京を中心に50店舗の出店を目標としている。

アグリゲートの旬八青果店
アグリゲートの旬八青果店

月に一度程度の頻度でマルシェの依頼をいただき、出店することで市場分析も行っている。

このSPFのビジネスモデルの中で注目すべき点は、「情報の楔」がすべてのサプライチェーンの中に埋め込まれている事だ。

この情報の共有が生産、流通、販売の各場面において革新的な知恵の種となっている。

 

昔ながらの八百屋さん

実店舗の販売は昔ながらの販売手法だ。

お勧めの食材にレシピ提案をする。

「今日は大根が入ったよ。奥さん今晩は秋刀魚だね!」

などと言う提案よりもうチョット高度なレシピ提案をしている。

しかし、このレシピ提案は、昔ながらでは決してない。

社員それぞれが体得済みのレシピを、社内SNSに投稿し、各自がチェックすることにより、情報を共有し、お客様に提案する事が出来る。

商品にも工夫がある。

規格外D級品の販売である。(農産品の全体の3割程度がD級品で廃棄処分されているといわれている)

味、品質が全く同じでも、曲がったキュウリは売れない、と言う固定概念払拭した商品である。これは当然廉価で仕入れて廉価で販売する。消費者には当然感謝されそこで会話も生まれる。

規格外とされてしまうユニークな形のきゅうりも店頭に並ぶ
規格外とされてしまうユニークな形のきゅうりも店頭に並ぶ

もう一つの工夫としては、まだ商品にはなるが早い段階で見切った野菜を調理してお弁当として販売している。

野菜たっぷりのお弁当は評判を呼び、昼時はお客様で長い列になっている。

「黒字に拘りながらお客様拡大のノウハウをためて行く。」と左今氏は言う。

「良い販売チャネルを持てば、良い商品を提供して頂ける生産者が自ずと集まってくる」とも言う。

 

情報の価値を高めるのは出会いの数

このビジネスモデルの「情報の楔」の大きな情報源は、店頭で得た情報で構成されているのだろう。

それらの情報やノウハウは、ヒューマンリソース事業でも生かされている。

ヒューマンリソース事業とは、アグリゲートが運営する旬八大学の事である。そこでは、生産者、バイヤー、小売店を対象とした講座開設を行っている。

SPFをもっと高みに上げる為の構想を左今氏はこう語っている。

「今、店頭を中心に1か月で4万人の方と接触する機会を得ています。それを100万人にしたい。」 

「マッシュルームのレシピ紹介をする」旬八青果店の西野晃央さん
「マッシュルームのレシピ紹介をする」旬八青果店の西野晃央さん

これは、まさに農産業の新たなプラットフォーム構築への挑戦なのだろう。

2016.10.24 山海亭珍味


【トピックス008】

第二回目にご紹介する品は

「きのこ屋さんのサクサクきのこ 一の籠」です。

新コーナに移行しました

 



【トピックス007】

Mr.ダッチの伊豆大島の特産品を満喫

こんにちは、Mrダッチです。

伊豆大島は東京から120km南の洋上に浮かぶ伊豆諸島最大の島。

黒潮の影響により一年を通じて温暖な気候に恵まれ、島の中央にそびえる三原山を中心とした火山島です。

今回は伊豆大島レポートをお送りします。

 

■面積:91.06km2

■人口:8,213人(H25.4.1現在)

平成22年の町勢データによると島人口4,144人に対して産業第一次産業の割合は295人で7.1%を占めます。

(うち農林業192人4.6%、水産業103人2.5%)

 

特産品としてくさや、牛乳せんべい、あしたば、魚介類、花卉類、椿油、自然海塩などが挙げられます。

参考:大島町勢データ:観光・産業

http://www.town.oshima.tokyo.jp/soshiki/seisaku/industry.html

 

(水産魚DATA)

伊豆諸島海域は複雑な海底地形と黒潮の回遊魚に恵まれた魚場環境です。

近海で獲れる魚はほとんどが大きな市場である東京港で陸揚げされます。

伊豆大島で陸揚げされる新鮮な魚たちは、その場で消費される以外に「地魚さつま揚げ」「大島ハンバ-グ」「天然さばあしたば和え」など加工品として流通されます。

●伊豆・小笠原諸島の魚

カツオ・ムロアジ・トビウオ・カンパチ・ヒラマサなどの回遊性魚類

タカベ・イサキ・メジナなど岩礁性魚類

メダイ・ムツ・キンメダイ・アオダイ・ハマダイなど深海性魚類。

テングサやトサカノリ、サザエやイセエビなどの磯根資源、イカ類が多く水揚げされます。

 

 

べっこう握りを食す!

郷土料理として知られているべっこう。

魚の切り身を唐辛子醤油につけると、つややかなべっ甲色になるためそう呼ばれます。

旬の魚を島とうがらし醤油に漬けるのは環境のなかで考え出した保存食です。

その味は代々受け継がれ、家庭やお店により異なり、それぞれの味があります。

ピリリとした醤油味で食が進みます。本格焼酎「御神火」と一緒に・・・

 

ぜんぜんモタれなーい!!

椿油で揚げたてをいただく大島温泉ホテル名物「椿フォンデュ」

 

伊豆大島は「椿」が名物

椿油(つばきあぶら)は、ツバキ科ツバキ属のヤブツバキの種子から採取される植物性油脂です。

各自テーブルの椿油で揚げる天ぷらが大島温泉ホテルでいただける「椿フォンデュ」です。

名産の「アシタバ」や、串に刺した新鮮な「海老」などの魚介類・野菜に衣をつけ、

こだわりの「椿油」で揚げながらいただきまます。

さっぱりしていてどんだけ食べてもモタれない。美味しかった。

大島行ったらマストメニューです。

 

自分で揚げて楽しい「椿フォンデュ」
自分で揚げて楽しい「椿フォンデュ」

磯の香りがたまらない たっぷり島のりそば&ラーメン


【トピックス006】

一日農業体験日記「らっきょう編」

今回はMr.ダッチの友人ハナマメさんが取材してくれました。

 

「1日農業体験してみませんか?」

そんな話をもらい行ってきました千葉県匝瑳市。

何をするんですか?と聞くとらっきょう掘りとのこと。

初めてなのでワクワクして行ってきました。

車で二時間走り、畑に着くと一面緑色の畑。

なんとここが全部らっきょう畑だそうです。

これだけ見るとどれがらっきょうなのかわかりませんが、

近づいてみると・・・。

 

 

 

 

雑草に紛れてなにやらそれらしいものがあります。

聞くとこの根っこの部分が私たちのイメージするらっきょうになっているようです。

掘り方のレクチャーを受け、いよいよらっきょう掘りスタートです。

らっきょうを掘り出した様子。

本当にあのらっきょうです。

 

掘り出したらっきょうは緑色の部分とヒゲをカットして適度な大きさに揃えた状態にするのですが、一つ一つ手作業でやっていくのでこの作業がかなり大変。

普段デスクワークで体力のない私は昼過ぎにはもうクタクタでした。

 

 

らっきょうと言うと漬けてある状態でスーパーに売っていて

今までそれを当たり前に食べてきたので

どのような状態で畑に生えているのか、どう収穫するのか、なんて考えたこともありませんでした。

 

でもそれは少し考えれば当たり前のことで、

ものにはすべて作る過程があり、それを作っている人がいるのです。

なんだかハッと気づかされた思いでした。

このらっきょう、収穫したものをかじってみました。

シャキシャキしてて少し辛くて、このままでも十分美味しかったです。

普段食べてる甘酢漬けだけではなく、らっきょうも料理の仕方はたくさんあって、

生はもちろん、簡単に塩もみして食べても美味しいですし、ホイル焼き、天ぷらと

工夫次第で様々なレシピがあるようです。

3 時になったらおやつの時間です。

畑仕事はこれが楽しみでもあります。

暑い中の作業ですので、水分(スイカ)補給は欠かせません。

みなさんとおしゃべりしながら美味しくいただきました。

その後も作業をして午後5 時、作業終了です。

この日の収穫は軽トラックの荷台いっぱいになりました。

このらっきょうはこれから無農薬野菜として出荷されていきます。

自分の収穫した野菜が人の手に渡り、食べてもらえると考えると

なんだか灌漑深いものがあります。

この日お世話になったのは千葉県匝瑳市にある「ひだまり農園」さん

太田さんの野菜は匝瑳市にある「たけおごはん」さんで食べることができますが、毎月代々木公園のアースデイマーケットでも販売しています。

太田さんは無農薬野菜にこだわって野菜作りをしています。

無農薬栽培はやっぱり大変らしく、この日はキャベツがたくさん虫に食われていてショックを隠しきれない様子でした。

でもやっぱりそれだけ愛情をかけて育てた無農薬野菜は本当に美味しいです。

特にひだまり農園さんのニンジンは絶品です。

持ち帰り、早速生でいただきましたが、甘くて、味が濃くて、まるで柿を食べてるようでした。

この日は他にもズッキーニや、ニンジン、キャベツ、ジャガイモなどの畑も見学させてもらい、

ちゃっかり持ち帰り用にいただいてしまいました。

 

普段何気なく食べている野菜ですが今回農家さんの立場に立って思ったことは

野菜はスーパーで買うものではなくて、農家さんが畑で愛情かけて育てているものだ、ということです。当たり前のことですが。

特に無農薬野菜なんて、よく知らずに購入して日々美味しくいただいていますが無農薬野菜作りを貫く覚悟はものすごいものがあります。

虫に食わせないための努力と試行錯誤。

より安全な食べ物を届けたいという一心で。

これを目の前で見てしまうとピーマンが嫌いだから食べませんなんて言えなくなります。

私はもともと好き嫌いはありませんが、これからより一層食べ物に感謝して野菜と向き合っていきたいと思うようになりました。

「いただきます」「ごちそうさま」は食べ物に対してだけの言葉ではなくて、生産者に対する言葉でもあるのかもしれませんね。

 

ひだまり農園 http://hidamarifarmblog.blogspot.jp

たけおごはん http://www.takeogohan.com/omise.html

アースディマーケット http://www.takeogohan.com/omise.html

 

 

 


【トピックス005】

Mr.ダッチの銚子リポート

 

こんにちはMr.ダッチです。

今回は銚子リポートをお送りいたします。

地形と気候に恵まれた銚子は、醤油醸造業と漁業で発展。農業は露地野菜を中心に盛んです。

中でも漁業は銚子漁港(銚子市)の2015年の水揚げ量が21万9261トンと5年連続で日本一!!!。ちなみに2位の焼津漁港(静岡県)は16万9006トンだそうです。(実は銚子旅行の後、そのまま焼津に出張。4日の間にワンツーフィニッシュ!?)

朝一東京駅から高速バスで鹿島神宮でお参りし、その後銚子入りしたのは13時過ぎ。

夜は旅館で海の幸が待っているので、昼食は評判の良さそうなラーメン屋さんを探す。

駅から徒歩2分の「インディアン」。支那そば(ラーメン)とカレーライスを一緒に食す独特のスタイルで評判なのだが、カレーは終了とのことでガッカリ。それでもせっかくなので支那そばとチャーハンのセットを注文。

支那そばは見た目通りのシンプルなしょうゆ味でどこか懐かしい味。美味しかったが、おそらく濃厚なカレーと一緒に食べてベストマッチなのかと思う。実は本店とされるお店が東京大田区の蒲田にあるのだが、蒲田は友人とよく飲食するホームグラウンド。カレーは蒲田でリベンジすることとします。

工場見学!!

ヤマサ醤油 工場見学センター

受付(要予約)をすますとまず目に入ってきたのが「日本に現存する最古のディーゼル機関車」

昭和39年までヤマサの引き込み線で活躍していたとのこと。友人ともに鉄オタなのだが全く知らなかったです。反省。

工場見学の時間まで少しあるので売店と「しょうゆ味わい体験館」を見学。

そこで「しょうゆソフトクリーム」なるものを発見!!

迷わずゲット!!恐る恐る食す!!

しょっぱさは控えめでコクが感じられ、とても上品なしょうゆ味。

そろそろ見学時間です!!まずは工場見学センターで映画を見てから

いざ工場見学へ

周辺はしょうゆの香りが漂っていますがさらに工場内を進むと大豆を茹でたり煎ったりっした香ばしさが強く感じられるようになります。

原料サイロ、仕込蔵などを見学します。

印象に残ったのは、江戸時代から受け継がれるヤマサ独自の麹菌である「ヤマサ菌」。

長年にわたって改良し、美味しい赤いおしょうゆを造り続けるための

強いこだわりが感じられました。

瓶詰めなどパッケージから商品出荷は成田の最新設備の工場で行ってるとのこと。

見学最後にはしょうゆになった気分!?(←若干ネタバレなので機会があれば工場見学でお確かめください)

お土産の「ヤマサさしみしょうゆ」を頂いて終了です。

ヤマサさんどうもありがとうございました。

ヤマサHPより引用
ヤマサHPより引用
お土産のさしみ醤油 ヤマサHPより引用
お土産のさしみ醤油 ヤマサHPより引用
ヤマサ工場に挟まれた銚子電鉄「仲ノ町駅」
ヤマサ工場に挟まれた銚子電鉄「仲ノ町駅」

工場内は撮影はできませんので

詳しくはヤマサの以下サイトでご確認を!

http://www.yamasa.com/enjoy/factory-visit/

その後銚子電鉄で犬吠埼の旅館へ

太平洋の一望できる部屋から最高の海の幸をいただく。

もうアレやこれや豪華すぎてこのまま紹介進めるとアレなので割愛いたします! なめろううめー

「銚子メロンワイン」と「銚子の誉」HPより引用
「銚子メロンワイン」と「銚子の誉」HPより引用

犬吠駅周辺内陸には キャベツ畑が広がっていました。 銚子の温暖な気象条件と土壌によって育まれたキャベツは、「灯台キャベツ」の名で親しまれています。
犬吠駅周辺内陸には キャベツ畑が広がっていました。 銚子の温暖な気象条件と土壌によって育まれたキャベツは、「灯台キャベツ」の名で親しまれています。

【トピックス004】

マテは甘露の日和あり

地方から上京してきた人間にとって、地元で食べていたものについてこちらの人に興味を持ってもらえることはありがたいことです。

僕は長崎県島原市というところの出身なのですが、総人口で東京ドームを満員にできないくらいの小さな市にもかかわらず、比較的知名度があるようで、地元の名産品についてこれまで幾度となく尋ねられてきました。

ただ、その多くは「ちゃんぽん」「カステラ」といったどちらかと言えば県の名産品のものでした。一応地元ならではの情報を話してあげたいところですが、「ちゃんぽん」については『○ンガーハット』というメジャーなお店がこちらでも展開していますし、「カステラ」にいたってはコンビニでも買えます。ことさら期待に応えられるコメントがありません。

そんな中、名産品というわけではありませんが「地元で食べていたもの」という括りではいくつか思い入れがあるものがあります。

その中の一つが「マテ貝」です。

この貝の特徴は、細長い形状と、何よりもその独特の獲り方にあります。まず、干潮時の砂浜の表面をスコップ等で薄く掘り、マテ貝の穴を見つけます。そしてその穴に持ってきた塩を撒きます。そうすると満潮になったと勘違いした(…かどうかわかりませんが)マテ貝が穴からピョコンと飛び出してくるので、それを捕まえて引き抜きます。

穴の見つけ方や引き抜く際の力具合など、いくらかのコツはあったような気もしますが、その辺はアバウトでも結構獲れていました。僕も父に連れられていったデビュー戦からそこそこ獲ることができていましたし、多分その道のベテランの父にいたっては、しばらくはこの浜ではもう獲れないのではないか、というくらいのペースで獲っていた記憶があります。

 

そうして大量に獲ったマテ貝の食べ方は、うちでは、茹でたマテ貝に、醤油とマヨネーズを混ぜたもの(うちでは「マヨショー」と呼んでいましたがこの呼び方は全国区でしょうか?)を付けて食べていました。

 

上京後に、何度かこの貝について人に話をしたことがありましたが、マテ貝自体を知らない人も割りと多くいたので、漠然と、この辺では獲れないんだなあと決めつけていました。

しかし、今回この記事を書くにあたって少し知識を拾おうと思ってネットでマテ貝について調べたところ、何と東京湾でも獲れるとのこと。

ということは、探せばお店でも食べられるんじゃないかと思い、某グルメサイトで検索してみると、結構な件数がヒットしました。

思い出の味が口の中によみがえります。これはもう行くしかありません。

早速「沿線近く」「予算○○円以内」「1人でも入りやすい」等のキーワードで詳細検索し、それらの条件でヒットした内の1件、池袋の中華料理店『F』へと向かいました。

お店に入ると注文を取りにきた店員さんから「ニイハオッ!」という元気な声で迎えられました。カウンター席に座ったのですが、その後僕の両隣に座ったお客さんは、店員さんと中国語らしき言葉で会話していたところを見ると、客層は中国の方が多いのかもしれません。

早速お目当てのマテ貝料理を探そうとメニューを開いたところ、マテ貝料理だけでメニューの1ページを占めていました。某グルメサイトにはそのことは書いていませんでしたが、もしかしてマテ貝料理が名物のお店だったのでしょうか。

 

しかし、気になったのはメニューにある料理写真のマテ貝ですが…何か自分の思い出にあるマテ貝の形と違っているような…。

実際に一品注文してみました。食べる前に行儀悪くマテ貝だけほじくり出して確認したところ、メニューにある形状よりは、思い出の中の形状に近いようです。でも、まだ完全合致はしていません。

食べてみると、これは間違いなくマテ貝の味です。あぁ、「マヨショー」を付けて食べたい…無理だろうけど(当たり前)。

もちろんマヨショー無しでも大変美味しくいただきました。

お会計の際にニイハオの店員さんに話をしてみました。

「マテ貝料理っていつまで食べられるんですか?」

「いつでも食べられますよー」

「でもメニューに季節限定ってありましたけど…」

「あー、えーっと、9月くらいまでですかねー」

ということは、残りのマテ貝料理もまだまだ食べられる機会はありそうです。

あと、これは聞く前から結果が見えているような気もしますが…

「こちらのマテ貝はどこで獲れたものですか」

「これは中国ねー」

…納得。

いくつかの気づきがありましたが、何よりも、都内でもマテ貝が食べられることがわかって満足です。

とりあえず「マヨショー」を付けて食べるのは、帰省時まで持ちこしとしておきましょう。

なお、ただ食べるだけよりは、獲るところから体験したい方は、ぜひ島原半島観光連盟までお問い合わせ下さい。(※今年度の体験プログラムは終了されたそうです)

http://www.shimakanren.com/programs/detail/57

なまおさむ

 



【トピックス002】

自給自足始めました!?

魚を獲って、野菜を育てます!

食に関する応援サイト!

今回は我が家、食卓事情を応援します!

 我が家は、私、妻、大学生、高校生、中学生の5人家族。

とにかく食べます!

毎週末、近所の大型スーパーに車で買出しにいくのですが、買い物カゴ2つ満載でも一週間と持ちません。

いくら買ってきてもすぐに食べつくされてしまいます。

そこで少しでも自分達で食料の調達は出来ないものか⁉

プチチャレンジしてみました。

食料基本は肉、魚、野菜 。

肉。 肉は少しハードル高いですね。

庭で鶏、豚、飼うわけにもいかず…

魚。 魚は幸い海が近いので自分で調達可能か!?

野菜。 野菜は家庭菜園でチャレンジしてみましょう!

 

ということで、魚と野菜を始めて見ます!

 


まずは魚。

さっそく週末に、一番下の中坊を連れて、歩いて15分の茅ヶ崎柳島海岸へ行きました。

ベタ底遠浅の柳島海岸は6月のこの時期、キス釣りで有名です。

浜からの投げ釣りです。

釣りは未経験ではありませんが素人に近く、竿もリールもありあわせのもの。

特に投げ釣りは経験浅く、なかなか遠く、魚のいる沖の方までは飛んでいきません。

さて、釣れるのでしょうか!?

 


やはりそんな甘いものではありませんでした…

朝6時からお昼まで何度も何度も投げてなんと…1匹

しかもキスではなく小さくてかわいいのが1匹…

釣れたというか、引っかかっていたというか…

子供魚図鑑で調べてみると小さなかわいいのはヒイラギという魚でした。

食べられる魚でしたので焼いて食べました。


翌週、まどろっこしい釣りはやめて今度は一機に大量捕獲!

毎年この時期地元自治会で行われる地引網に参加したのです。

こちらも一番下の中坊と。

朝7時浜集合。

あらかじめ漁師の方が沖に仕掛けておいた地引網を浜の2機のローラーで巻き上げます。

その網の両サイドを皆で一緒に引き上げます。

引き揚げ切ったその網の中は大量のシラス、サバ、アジ!

これだけあれば、一食分だけですが十分晩ご飯のおかずには間に合いますね!

しかし、これは自給自足とは言いませんね…

 

地引網は茅ヶ崎漁港に複数ある釣り船屋や、地元漁師の方々が行っております。

この時期になると、団体客が早朝よりの地引網、その後捕れた魚で一杯やりながらの宴、BBQなどがあちこちで行われ、浜いっぱいにとてもいい匂いが漂います。

皆さんも一度いかがですか?

 

 

茅ヶ崎市観光協会/茅ケ崎市漁業協同組合HP

http://www.chigasaki-kankou.org/play/detail/beach005.html

 

次回は野菜編、家庭菜園をご報告します。

Chigasaki浜のG